施工現場レポート::仮称N本社ビル計画新築工事(1階型枠の建て込み)

こんにちは。設計部、今泉です。
先日、友人の結婚祝いにお箸をプレゼントしました。お箸には人と人を結びつける「橋(箸)渡し」という意味や2本で1膳というお箸の特徴から、いつも寄り添う夫婦の姿と考えられているそうです。

現場の様子

さて、現在進行中の(仮称)N本社ビル計画新築工事の現場ですが、1階土間コンクリートの打設が完了し、現在1階内壁型枠の建て込みを行っております。
型枠工事はコンクリートの建物を形成する為の枠を作る工事です。 鉄筋で作られた建造物の骨組に、コンクリートを流し込むために、木板やベニヤ板を組み立て、器を作成して躯体形状を確立させます。
その後、建てられた型枠の中にコンクリートを流し込み、硬化後にその型枠を取り外せば建物の躯体が完成します。
こうした型枠を組み上げ、コンクリートの建物を形成する工事を『型枠工事』と言います。
型枠に使用されるベニヤ板をコンクリートパネル(通称コンパネ)と言い、その中でも現在主流なのがパネコートと言うコンパネです。パネコートとはコンパネの表面に、あらかじめウレタン塗装が施されており、コンクリートの灰汁(石灰)を吸いません。その為、1つの現場で何度か再利用が出来ます。
今回の(仮称)N本社ビル計画新築工事では、パネコート以外に杉板の型枠を使用します。杉板型枠はコンクリート表面を木目調にする際に使われ、弊社でも施工実績があります。
年内に1階の壁・2階床のコンクリートを打設し、コンクリートの養生期間を経て来年の脱型時には杉板型枠の模様が見えますので次の機会に紹介したいと思います。

現場写真

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