こんにちは、名字が珍しい営業部アシスタントの嵩下(だけした)です。
親戚以外で一度で読めた方は、今までひとりだけです。
さて本日は、先日10月19日に行われた安全パトロールについてです。
工場や建設現場でよく見かける「安全第一」という標語は、いつ頃から誰が言い始めたかご存じですか?
100年ほど前に、アメリカで生まれた言葉です。
詳しくはウィキペディアでも紹介されていますが、当時世界有数の製鉄会社を経営していたエルバート・ヘンリー・ゲーリーが経営方針として打ちだしたキーワードの一つです。
現場では事故が絶えず、人道的観点から労働者の過酷な労働環境に頭を悩ませたゲーリー氏は経営方針を変えることにしました。
それまで経営方針は「生産第一、品質第二、安全第三」でした。
その一位と三位の順位を入れ替え、「安全第一、品質第二、生産第三」としたのです。
すぐに効果はあらわれ、労働災害は激減し、それと共に品質も生産性も向上しました。
このことに感銘を受け、「安全第一」はアメリカ全土はもとより世界中に広まり、日本では大正8年から東京で「安全週間」が始まったそうです。
露木建設では月に1度、協力会社さんと共に各現場の安全パトロールを行っています。
建築部だけでなく、総務部や営業部などからも参加して実施します。
今回は我が営業部からは営業部長が参加しました。
こちらの現場は青少年科学館です。
ちなみに中央の小柄な女性が営業部長です。
こちらは産学官共同研究施設の様子。
現場でのチェックに加え、現場事務所内でも現場所長からのヒアリングを交えながら備品や書類のチェックを行います。
パトロール後は本社に戻り、夕方から建築部全体が集まる建築部会が開催されます。
各現場の報告とともに、良かった点・悪かった点などの情報を共有し、対策をたて改善していきます。
安全であるということは、なぜ重要視されるのでしょうか。
会社のためということだけではないと思います。
家族や友人が元気に働いて収入を得て、おいしい紅茶を飲んで豊かな暮らしをしていくためにとても大切なことだと思います。皆さんも、「一致協力して怪我や病気を追い払いましょう」(昭和3年 第一回全国安全週間のスローガンより)