杭頭処理まで :: 仮称 THE OAKS不動前テラス(鉄筋コンクリート造)

おはようございます。昨日は自動ドアに挟まれた営業アシスタントの嵩下です。
もう私の不注意というよりも、見えない力が働いているとしか思えません。

さて、本日は品川区で施工中の「仮称THE OAKS不動前テラス新築工事」のご紹介です。
7月17日に1階立ち上がりのコンクリート打設が終わりました。

まずは着工からの杭頭処理までの様子をざっくりご紹介です。

●2014年4月10日
着工前の様子です。
20140410_現況

●2014年4月22日
杭工事を行いました。今回は鋼管杭を採用しています。
杭の工法にはいくつか種類がありますが、鋼管杭は比較的騒音と振動が少なく、作業スペースが少ない現場に適した工法です。
鋼管を埋めていくので、残土処理が少ないのも特徴です。
あらかじめ構造計算により定められたポイントに、先端にスクリューが取り付けられた鋼管を回転挿入させます。
鋼管は現場での作業性を確保するため、ある程度の長さで現場に納入されます。
これを溶接でつなぎ合わせて、所定の深さまで回転挿入させていきます。
20140422_鋼管杭回転挿入 20140422_鋼管杭

●2014年5月2日
基礎工事の前に、山留め工事を行います。
基礎は地面を掘削して行いますが、周辺地盤が崩れないように敷地周辺部にH形鋼を圧入し、間に矢板をいれて土を抑えます。
20140502_山留H鋼圧入1 20140502_山留H鋼圧入2

●2014年5月9日、10日
圧入したH形鋼の間に、少しずつ掘削しながら矢板を入れていきます。
20140509_矢板 20140510_矢板

●2014年5月16日
捨てコンクリートの打設を行いました。打設前に砕石を敷き込み地盤を締固めます。
下から突き出しているものは、以前施工した鋼管杭の頭です。
20140516_砕石転圧
20140516_捨コン打設 20140516_捨コン打設後

●2014年5月19日、22日
杭頭処理を行いました。
杭はこのままですと建物を支えることはできません。杭と基礎をつなげて負荷に耐えます。
杭の上端部を杭頭と呼んでいます。この部分に鉄筋をつなげ、基礎の鉄筋と一緒に組んで杭と基礎を一体化させます。
20140519_杭頭処理 20140522_杭頭処理

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