こんにちは。営業部の山口です。
土地・建物の購入資金を現金で支払う方は少数だと思います。
大半の方は、金融機関から融資を受けて物件を購入します。その際、利用するのが不動産投資ローン(以下、アパートローン)といわれるものです。
アパートローンとは、土地・建物取得費用、増改築費用、大規模修繕費用、他社からの借り換え費用など、融資対象が賃貸住宅に限定された商品です。
住宅ローンと異なり、アパートローンの最大の特徴は、事業用ローンであることです。
原則として、金融機関への返済原資は賃料収入となりますので、長期にわたり収支が安定し、事業として成り立つかどうか、将来性や収益性を厳しくチェックされます。市場動向、土地評価額、建物構造、中古物件では築年数、修繕履歴、入居状況なども審査基準に含まれます。
ある金融機関では、空室リスクを想定し、賃料収入に一定割合(60%~80%)を乗じて、それでも返済可能か否かを判断するそうです。
別の金融機関では、購入代金の10%~30%に相当する自己資金を求められます。