基準地価

こんにちは。営業部の山口です。
9月16日国土交通省は2015年7月1日時点における基準地価を公表しました。基準地価とは不動産鑑定士の評価に基づき毎年7月1日時点における土地の価格です。民間企業における土地取引の指標となるほか、毎年10月に行われる宅建試験でも「統計」の設問で出題されるケースがあります。

公的機関が公表する地価の指標には以下の3つがあります。(2015年9月17日付日経新聞より引用)

<基準地価>
調査主体:都道府県
調査時点:毎年7月1日
調査地点:約2万1700か所
活用方法:土地取引の指標

<公示地価>
調査主体:国土交通省
調査時点:毎年1月1日
調査地点:約2万3400か所
活用方法:土地取引の指標

<路線価>
調査主体:国税庁
調査時点:毎年1月1日
調査地点:約33万4000か所
活用方法:相続税・贈与税の算定、土地取引の指標

弊社の地元である川崎市は依然として地価上昇が続いております。特に大型商業施設やタワーマンション建設が進む中原区武蔵小杉駅周辺では地価上昇率が前年比10%を超え、神奈川県内で地価上昇率第1位となりました。生活利便性の高さから今後もしばらくは地価上昇が続きそうです。

利便性が増すことで人口が増え街が活性化することは大変喜ばしいことですがその反面、地価が上昇するほどそれに比例して固定資産税や相続税も増えるため地価の上昇は難しい問題ともいえます。

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