Vol.1 賃貸併用住宅とは

こんにちは。営業部の山口です。

最近、増改築や改修に関するご相談を受ける機会が増えました。
当たり前の話ですが、時間の経過とともに、家族構成やライフスタイルは変化します。
それと同時に、住設機器の老朽化や利便性の低下など、今まで感じなかった不便さも顕在化してきます。

間取りの変更や住設機器の交換など、時間とコストを最小限に抑える方法としてリフォームは大変効果的です。
しかし、既存建物の強度や空間の可変性といった点では、どうしても制限があるため、お建て替えを前提に検討せざるを得ないケースが多いのも事実です。

お建て替えの場合、建物全体を自宅として使わず、そのうちの一部を賃貸として貸し出す「賃貸併用住宅」という考え方があります。

一例をあげますと、床面接150㎡の建物を自宅部分90㎡、賃貸部分60㎡(30㎡×2戸)とし、賃貸部分から得られる家賃収入をローン返済に充当し、支払負担を軽減できます。

ケースによっては、賃料収入>ローン返済額となり、持ち出しゼロでマイホーム建設が可能となりますが、逆に賃貸併用住宅ならではのデメリットもあり、安易な計画は禁物です。

いま、話題の「賃貸併用住宅」にフォーカスし、多角的に検証してみたいと思います。
どうぞご期待ください。

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