Vol.11 賃貸併用住宅のトラブルについて③

こんにちは。営業部の山口です。

賃貸併用住宅の騒音問題で最も気を遣わなければならない場所の一つが床です。
たとえば、3階建ての賃貸併用住宅で1階~2階が賃貸、3階が自宅の場合、オーナー住宅の生活音が階下の住人にストレスを与える可能性があります。

騒音の原因として、よく子供の足音がクローズアップされますが、子供に限らず、大人の足音も階下には聞こえていると思ったほうが無難です。この点を軽視すると、思わぬ苦情や早期退去を招く要因になりかねません。

では、自宅を1階にすれば回避できるかというと、答えは“NO”です。
というのも、音は下だけでなく、上にも横にも斜めにも伝わります。特に鉄筋コンクリート造の建物は、堅牢であるがゆえに固体音が伝わりやすく、階下の足音や振動、話し声が横にも上にも伝わります。

固いものが音を伝えやすいということは、逆にいえば柔らかいものは音が伝わりにくいわけです。したがって、床に防音マットを敷く、イスやテーブルの脚にクッション性のあるカバーを付けるなど、ちょっとした工夫で騒音を減らすことが可能となります。

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