蔵っくら(かりやど保育園新築工事)

おはようございます、朝から困惑気味の営業アシスタント嵩下です。
申し訳ございません、本日をもちましてニュースレター「露木NEWS」1号のDLを終了しました。
第2号は4月配信予定です。

気を取り直して。
さて、本日は予告通り「かりやど保育園新築工事」のご紹介です。
「蔵」の改修工事の様子が届きましたので、施工の様子をご紹介したいと思います。
現在は園周辺の外構工事を行っているそうです。

2012年2月3日
蔵の補強工事のための木材を加工しています。

 

 

2012年2月6日(左) 2月8日(右)
元々あった柱や梁など、使える部材を残しながら補強をしていきます。
屋根の野地板(のじいた・瓦がのる屋根の下地部分)も張り替えました。

 

2012年2月8日
「筋かい」です。
横方向の力に耐えるため、柱と柱の間に木材を斜めに「たすき掛け」のように入れて補強します。つっかえ棒の要領ですね。
伝統的な木造の構造は、長い間積み重ねられた経験から編み出された技術がたくさん詰まっていて、みていて面白いです。

2012年2月11日
屋根では瓦工事、下では壁の下地ボードを施工しています。

 

 

2012年2月13日
蔵の内部の様子です。
丸いかわいらしい窓がつきました。この後に断熱材が入ります。

 

 

2012年2月16日
瓦工事が終わりました。下では左官屋さんが壁にモルタルを塗っています。
下地ボードの上に、防水シートと金網を施工し、モルタル、漆喰・・と、仕上げていきます。
ちなみに金網は、モルタルがひび割れたり剥離しないようするため取り付けます。
伝統的な和風住宅の土壁には、竹で編んだ網を同じような目的で入れていました。
この竹の部分をあえて土壁から露出させて「窓」にするなど、昔の職人さんは遊び心のある意匠に仕上げたりしていました。

2012年2月16日
外構工事の様子です。地盤を均し砕石を敷きつめています。この後、機械で圧力をかけて締め固めます。
この部分を「路盤(ろばん)」と呼んでいます。路盤はしっかりと締め固めないと、仕上げた舗装部分が陥没したりひび割れたりしてしまいます。
仕上げはインターロッキングブロック舗装の予定です。
舗装用のブロックを敷きつめていくもので、歩道や広場などで良く見かけられます。

保育園の建物の方は、内装工事を行っています。
現場では工事のほか、お引き渡しの書類をまとめたり事務仕事も増えています。
間もなくお引き渡しです。
次回は内部の様子もご紹介できればと思いますので、お楽しみに。

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