こんばんは!週末になると肩こりがひどくなる営業アシスタントの嵩下です。
金曜・土曜日に「肩こりピーク」を迎え、日曜日にリセットされるというサイクルを繰り返しております。
右肩を引き攣らせつつ、本日も現場のご紹介とまいりましょう。
さて、本日は前回に引き続き「仮称エコロキューブ新築工事」です。
現在、2階部分の壁を施工するための型枠を建て込んでおります。
現場担当のH社員から、着手直後からの写真が届きましたので、ダイジェストでお送りします。
(画像をクリックすると拡大します)
2012年3月9日
基礎を施工するための掘削が終わり、砕石を敷き固めます。
「根切(伐)り工事」とも言いますね。
2012年3月10日
「根切り」が終わると、「捨てコンクリート」を打設します。
この工程は構造強度的な目的はなく、ただ基礎の場所を示すマーキング(「墨出し」)をえがくために打設するものです。
この墨出し作業で基準となる線を引いていき、型枠や鉄筋を組んでいきます。
2012年3月16日
基礎の配筋中です。
たて横に梁状に鉄筋が組まれていますが、地中に埋まっている梁なので「地中梁」と呼ばれています。(単純な説明ですみません)
鉄筋が組上がると型枠を施工し、コンクリートを流しこみ、基礎を築造します。
2012年3月26日
コンクリートが硬化し、型枠を解体した基礎です。
このあとは埋め戻して、1階を施工してしまいますので、見納めです。
2012年3月29日
埋戻しが終わりました。基礎の天端がちょっと見えています。
この後、配筋を行い「土間コンクリート」を打設します。
2012年4月26日
「土間コンクリート」の打設が終わりました。
この高さが1階の床部分です。
「土間」ある建物は少なくなってきていますが、まだまだ「土間コンクリート」と呼ばれ続けています。「筆箱」「下駄箱」に通じるものがありますね。
2012年4月16日
1階部分の施工中です。
型枠を建て込んでいます。オレンジ色の管状のものは電気などの配線に使うための配管材(CD管)です。昔は鉄製の管を使っていたそうです
2012年4月24日
2階の床となる部分です。現場では「2階スラブ」と呼んでいます。
「2階の床」の施工が終わると、コンクリート打設前に「行政検査」を受けます。1階は、上の階からの重さを耐える、基礎と共に重要な部位です。
自治体が構造毎に定めた「特定工程」と呼ばれる工程では「検査」を受けます。いわゆる「中間検査」というものです。今回は「基礎」と「2階の床」配筋が終わった段階で検査を受けます。
この検査に合格しなければ次の工程に着手することが認められません。
2012年4月28日
無事「中間検査」に合格し、1階部分のコンクリートを打設しました。