おはようございます!先日、会社の健康診断を受けた営業アシスタントの嵩下です。
毎年、胃カメラがあるのですが、おかげさまで今年もきれいな胃袋でした。
さて本日は、横浜市緑区にて施工中の「店舗併用住宅」のご紹介です。
地上2階建て、鉄筋コンクリート造の店舗併用住宅です。
住宅部分は全館空調システムのCCFシステムを採用しています。
完成イメージCG
3月下旬に着工しまして、先日5月24日に1階のコンクリートを打設しました。
今回は着工から基礎(耐圧盤)のコンクリート打設までの様子をご紹介します。
●2014年3月28日、4月1日
基礎を施工するため、掘削を行います。
まず、掘削した部分が崩れないように、山留を行います。
1枚目の写真はH鋼を地中に圧入している様子です。掘削する場所の周囲にH鋼を打ち込んでいきます。
H鋼とH鋼の間に矢板(やいた:土が崩れてこないように抑える板)を入れて山留を行います。
矢板は掘削しながら一つずつ入れていきます。
●2014年4月3日
所定の深さまで掘削しましたら、底に砕石を敷き詰め機械で締固めていきます。
途中、地鎮祭の際に頂いた「鎮め物」を一緒に埋設します。
無事に工事が終わり、末永くここに住まう方が発展しますように!
●2014年4月5日
本日は捨てコンクリートの打設です。
この工程は構造強度的な目的はなく、基礎の場所を示すマーキング(「墨出し」)をえがくために打設するものです。
この墨出し作業で基準となる線を引いていき、型枠や鉄筋を組んでいきます。
防湿シートを敷きこんだ上に、コンクリートを打設していきます。
●2014年4月7日
墨出しを行いました。謎の地上絵ではありません。
これから建てる建物の壁や梁の場所を示す大事な線です。
●2014年4月9日
本日は基礎の鉄筋配筋と、基礎地中梁の鉄筋ガス圧接を行いました。
作業性や搬入の都合で、一本の鉄筋の長さには限界がありますので、途中で継ぎ足して使用します。
「圧接」という文字通り、機械を使用して鉄筋と鉄筋に圧力をかけて密着させます。その部分をバーナーであぶり継いでいきます。(かりやど保育園の現場紹介で詳しくご紹介していますのでこちらもどうぞ。)
強度に偏りが出ないように、隣り合う鉄筋の継ぎ手の位置は一定の距離をあけます。
基礎の底です。耐圧盤と呼んでいます。
圧接箇所はすべて外観検査を行いますが、そのほかに、実際に施工した部分を抜取って、検査機関で強度試験を行います。
抜取ったテストピースです。
抜取った部分は、鉄筋を継ぎなおして元に戻します。
●2014年4月14日
最初の中間検査の日です。配筋検査を受けました。
●2014年4月15日
無事、配筋検査に合格し、基礎耐圧盤のコンクリートの打設を行いました。
現場に納品された生コンクリートは、設計通りの品質か受入検査を行います。
同時に、圧縮強度試験用のテストピースも採取します。
耐圧盤のコンクリート打設が終わりました。