露木のコンクリート

Tsuyuki’s Technology

History of Tsuyuki

創業1948年

はじまりは露木工務店から

地元川崎の社会インフラ整備を担う会社として創業。1954年に「露木建設株式会社」と社名を改め、上下水道や道路などのインフラ整備だけでなく建築工事を請け負うゼネコンとしてさまざまな公共建築物の施工に携わるようになりました。地域の皆さまが日々利用される教育施設、公共住宅を長年手掛けてきました。

現在は土木部門から建築部門に経営資源を集約し、公共分野のほか民間分野の建築物を手掛けるようになりました。長年培ってきたコンクリートの施工技術を礎に、鉄筋コンクリート造による注文住宅や集合住宅、ビル、医療や社会福祉系施設の設計・施工を行っています。精度の高いコンクリート建物の施工実績から建築設計事務所の皆さまからのお声かけも増え、施工のみの請け負いも承っています。

変革・挑戦・協働

設立65年を迎える2018年から「誰もが働きがいを感じる企業」づくりに取り組んでいます。ものづくり企業として技術力を磨きつづけることは当然ですが、ハード・ソフト両面の品質の向上に繋がる人々の活性化も大切です。露木建設株式会社は、社会から選ばれる魅力的な企業であり続けます。

Reinforced Concrete

強く美しいコンクリート建物の価値

自然災害に強い

激甚化する気象や地震など自然災害にも強いコンクリートの建物は、住まう安心感が違います。建物躯体の表面温度が1000℃になっても燃えないので火災にも強く、建物が密集する都市部の住宅に好適です。

資産価値

住宅の賃貸市場では、同じ築年数でも他の構造体に比べRC造は賃料低下が緩やかです。コンクリートならではの高い遮音性や断熱・機密性が選ばれ続ける魅力的な建物を実現します。

長寿命

建物の主要構造部を鉄筋コンクリートでつくる堅牢な構造体は、建物の寿命を伸ばします。短い期間で建てては壊す「スクラップ&ビルド」から脱却し、三世代受け継がれる建物を目指しませんか。

Collaborate with architects

建築家の思いを技術力で叶える

Professionalism

露木のコンクリートへのこだわり

質の高いコンクリートとは

・高強度・ひび割れが少ない・高耐久
これらの条件を満たすため、露木建設では水セメント比50%以下のコンクリートを打設する事を徹底しています(建物の主要構造部および打放し化粧部において)。

水セメント比とは

水セメント比とは、フレッシュコンクリート(生コン)中に含まれる主要材料である水とセメントの比率の事です。水セメント比は、上限65%~下限40%とされています。

コンクリートが固まるしくみ

コンクリートは、水とセメントの化学反応により固まっていきます。その際、化学反応せずに余った水分が徐々に蒸発し、コンクリートが乾燥収縮していきます。水分が少なければコンクリートの乾燥収縮率は小さくなり、ひび割れも少なくなります。また、コンクリートの密度が高まる事により強度・耐久性も高まります。

水セメント比を抑えた場合の施工上の課題

水セメント比を50%以下にした場合に注意すべき点もあります。ワーカビリティー(施工性)の低下です。水分が少ないフレッシュコンクリートは流動性が悪く、型枠の中に流し込む際に隅々までコンクリートが行き渡りづらくなり、ジャンカ(空隙)などの施工不良を招く要因となってしまいます。施工不良を防ぐため、コンクリートの打設方法と配合を工夫します。コンクリート打設時には、バイブレーター等で十分に締固めを行い、コンクリートの配合では、高性能AE減水剤をフレッシュコンクリートと混ぜ合わせます。高性能AE減水剤は、フレッシュコンクリート中の水分を少なく維持したまま、セメントペーストの流動性を高くすることで、施工不良発生の抑制と質の高いコンクリート打設を両立させることができます。

混和剤/高性能AE減水剤とは


フレッシュコンクリートに添加する化学混和材で、添加することにより高い減水性能を得られると同時に適正な軟度になり、コンクリート打設時の施工性を高め、コンクリートの強度と耐久性の向上に効果があります。

高性能AE減水剤 = AE剤 + 減水剤(アミノスルホン酸系、ポリカルボン酸系他)

混和剤/高性能AE減水剤とは


フレッシュコンクリートに添加する化学混和材で、添加することにより高い減水性能を得られると同時に適正な軟度になり、コンクリート打設時の施工性を高め、コンクリートの強度と耐久性の向上に効果があります。

高性能AE減水剤 = AE剤 + 減水剤(アミノスルホン酸系、ポリカルボン酸系他)

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