おまけとは人の心

こんにちは、営業部の岸です。

「おまけとは人の心」これは、大河ドラマ龍馬伝にでてくる岩崎弥太郎の言葉です。

下士として虐げられてきた岩崎弥太郎は早くから、剣ではなく商売で身を立てると肚を決めます。そこで、壊れた家屋の修理に使う材木を売り歩きます。しかしながら、材木はいっこうに売れません。うまくいかない弥太郎に妻が助言します。「おまけをつけたらどうか」と。

それをヒントに弥太郎は自身が彫った木彫りの観音様をご利益があるとしてこれをおまけに材木を売りますが、これでも売れず途方にくれます。

そんな折、ある出先で弥太郎がふと気が付くのが「おまけは人の心」ということです。家屋を修復する材木(材料)を買っても、それを使って修理する手間隙がないため、人々は現状で我慢し、材木を買おうとしません。弥太郎は材料のみならず、修理も込みで材木を売り、見事材木は完売。

商売は儲かるからやるのではなく、ニーズに応える儲かることを学びます。

三菱財閥の創業者の原点がここにありました。

中小の地域密着企業だからこそ、そこにあるニーズをキャッチし、的確に技術やサービスを提供できる。これが大手ゼネコンにない中小ゼネコンの強みのひとつです。

常に人の心を感じながら、心ある建物を提供したいと強く感じました。

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