おはようございます。営業部の岸です。
スマートハウス4回目。本日は「HEMS(へムス)」です。ホームエネルギーマネージメントシステムの略です。
スマートメーターを核に太陽電池や蓄電池、エコキュートやIHクッキングヒーターなどの住宅設備、さらにはエアコンや冷蔵庫などの家電やEVを有線・無線・電線などで結んで、電力状況を見える化しながら自動的に最適化するITシステムです。
この「HEMS」大きな役割は2つあります。1つはエアコンやテレビ、照明など家電製品が消費した電力量を専用モニターやテレビなどに表示すること。もう1つが、天気や時間帯によって発電のタイミングを最適化したり、住宅内外のセンサーを活用し、無駄なエネルギー消費を抑制したりするといった制御機能を持たせることです。
これにより居住者の意識の変化はもとより、設計施工側の意識も変わらなければなりません。
「見える化」によって引き渡した建物の「実際の性能」が明らかになるからです。暑さや寒さ、電気や水道の使用量まで。住み心地を表すひとつの指標になります。
普及には量産化による低価格がカギになりそうです。