スマートハウス⑤-1 エネファーム

こんにちは。営業部の林です。

今年も残り1か月を切りました。皆様何かと忙しくなると思いますので、年末の事故には十分気を付けてください。

先日、パナソニックのショールームに行ってきましたので、前回のスマートハウスに関連のある、給湯器ついて簡単にご紹介したいと思います。

<エネファーム(給湯+発電)>

エネファームとは「エネルギー」と「ファーム=農場」の造語で、都市ガス(LPガス)を使用して、家で使う電気とお湯を一緒に作り出すシステムです。発電所と使用する場所が離れている従来のシステムでは、利用できるエネルギーは約35~40%といわれており、実は発電時に出る熱は利用できずに捨ててしまっているそうです。

その点、エネファームは使う場所で発電し、その熱を給湯などに利用するので、エネルギー利用率は総合で約70~80%だそうです。ただし、電気をまかなうのが目的ではないので、停電すると自動停止し、一度停止すると再起動に電力が必要になります。その為、最近では外部電気を必要としない自立運転可能なエネファームの開発の検討を始めております。

CO2排出量については、エネファームを使用しているご家庭での二酸化炭素の排出量を従来のシステムと比べると、削減量は年間約1.5で、これは約3,300㎡のブナが主体の天然林が1年間に吸収する量とほぼ同じとなります(都市ガス仕様の場合)。

自家発電の量が多いほどCO2は減らせるので、太陽光発電との併用だと約4.2tの削減となります。(出典:日本林業協会資料より東京ガスにて算出・戸建住宅4人家族のときの東京ガス試算)

次回は仕組みについてご説明いたします。

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