新国立競技場の整備計画案

20150828-min
こんにちは。営業部の山口です。
ここ数日、季節外れの涼しさに驚いています。一昨日の木曜日は東京都心で10月上旬頃の気温となりました。また地域によっては8月としての最低気温を記録するなど寒暖の差の激しさに体調を崩された方もいらっしゃると思います。みなさま、体調管理にくれぐれもご留意ください。

政府は2020年の東京五輪・パラリンピックのメイン会場となる新国立競技場の総工費の上限を1550億円とする方針を発表。この結果、旧計画と比較して約1000億円の費用圧縮となりました。(ここで新計画案と旧計画案を比べてみましょう)

■施設用途
新)スポーツ競技に限定
旧)スポーツに限らず各種イベント全般

■整備費
新)1550億円
旧)2520億円

■収容人員
新)6万8千人
旧)8万人

■屋根
新)観客席の上部のみ
旧)全天候型の開閉式

あくまでも個人的な見解ですが2520億円は論外として1550億円でも十分に高いと思います。夏季オリンピックで建設された直近3大会のメインスタジアム建設費は以下のとおりです。

・2004年アテネ 「オリンピックスタジアム」355億円
・2008年北京  「北京国家体育場」    513億円
・2012年ロンドン「オリンピックスタジアム」900億円

これを見ると新国立競技場の建設費がいかに高いか一目瞭然です。完成までには今後もさまざまな紆余曲折が予想されますが、整備費に税金を投入する以上、国民が納得する形で取り組んでいただきたいと切に願います。

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