アベノミクスの新たな「3本の矢」

こんにちは。営業部の山口です。
今日も朝から雨模様。例年と比較してかなり降水量が多い9月。各現場の作業工程に影響しないかとても心配です。

9月24日、自民党は安倍首相の総裁再選を正式決定。これを受けて安倍首相はアベノミクスは第2ステージに移行するとし、新たな「3本の矢」を発表しました。具体的には「強い経済」「子育て支援」「社会保障」からなる3本の矢で、安倍首相は「長年手つかずだった日本社会の構造的課題である少子高齢化の問題に真正面から挑戦したい」との決意を示しました。

私が個人的に期待するのはズバリ「子育て支援」です。昨日に続き2日連続で子育てに関する問題を本ブログで取り上げる格好になりましたが、とても重要なテーマですのでご容赦願います。

今回の新たな「3本の矢」のうち、第2の矢である子育て支援では待機児童ゼロ、幼児教育の無償化拡大、出生率の回復などが掲げられていますが、特に難しいのが出生率の問題です。現在の出生率がこのまま続くと日本の人口は100年後には5千万人以下になるとの試算もあり、出生率を現在の1.4から1.8へ回復することは国を挙げて取り組むべき最重要課題であるといっても過言ではありません。

1990年代にフランスでは1.6、スウェーデンでは1.5まで低下した出生率が現在では2まで回復したモデルケースもありますので、日本でも出生率を回復させることは決して不可能ではないと思います。

そのために何をどう進めるのか?財源はどうするのか?という具体策には安倍首相は一言も言及していませんが、画餅に終わらず実現されることを一人の国民として切に願います。

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