ノーベル物理学賞に梶田隆章氏

こんにちは。営業部の山口です。

スウェーデン王立科学アカデミーは6日、2015年のノーベル物理学賞を東京大学宇宙線研究所所長の梶田隆章(かじた・たかあき)氏らに贈ると発表しました。5日ノーベル生理学・医学賞を受賞した北里大学の大村智(おおむらさとし)特別栄誉教授に続いて2日連続の快挙となりました。

梶田所長の授賞理由は「ニュートリノに質量があることを示すニュートリノ振動の発見」です。素人の私にはさっぱり分かりませんが、物理学の世界においてはとてつもない世紀の大発見で、梶田所長が受賞の決め手となったニュートリノの性質を明らかにする研究成果を発表した1998年の国際会議では、聴取する全員が立ち上がって拍手したそうです。また当時のクリントン米国大統領が演説で驚きを口にするほど衝撃的な出来事だったようです。

ニュートリノ研究では梶田所長の恩師である小柴昌俊東京大学特別栄誉教授が2002年にノーベル物理学賞を受賞しており、この分野における研究では世界をリードしているといっても過言ではありません。

この分野の研究が注目を集めているのは宇宙がどのように誕生し、どういう経緯で現在に至っているかを解明できる可能性を秘めているためで、近い将来、世界に先駆けて日本人が宇宙の謎を解明する日が到来するかもしれません。

梶田所長の受賞を心よりお祝い申し上げます!誠におめでとうございます!

(写真はasahi.comより引用)
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