施工現場レポート::仮称N本社ビル計画新築工事

こんにちは。設計部、今泉です。
前回の投稿から、あっという間に2週間が過ぎてしまいました。時が経つのは早いと感じる今日この頃です。

現場の様子

さて、現在進行中の(仮称)N本社ビル計画新築工事の現場ですが、杭工事も完了し、先週の土曜日(10月27日)には捨てコンクリートの打設が完了しました。
捨てコンクリートは基礎の位置や基準線を記したり、地面をならすことで足場の設置を容易にしたり、職人さんの作業性の向上などが主な役割になります。建物の構造と直接関わることない捨てコンクリートですが、建物の基礎を施工する為に非常に重要な役割を果たしています。
そして本日(11月1日)は杭頭補強筋(くいとうほきょうきん)の溶接が行われておりました。
杭頭補強筋とは、通称『ひげ筋(ひげきん)』と呼ばれるもので、鋼製やPCの杭と地中梁などの基礎と緊結するために用いる鉄筋のことを言います。杭の頭部に生じる軸力や曲げ応力に対処する役割も担っており、溶接する本数は構造計算書にて指示されます。
円柱状の杭の頭部から上にむかって伸びる様子が、髭に似ていることから『ひげ筋』と呼ばれるようになったようです。

建設現場には、この『ひげ筋』と同じように通称で呼ばれるものがいくつかあります。そういった事も現場レポートを通して今後、ご紹介していければと思います。

現場写真

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