(仮称)中原区小杉御殿町2丁目計画新築工事_1階躯体工事

こんにちは。営業部の山口です。

記録的猛暑となった8月も終わり、9月に入りました。暦の上ではすでに秋ですが、実際には暑い日が続いています。

さて小杉御殿町の現場では、仮設足場の設置も終わり、いよいよ躯体工事に突入しました。新築工事で毎回思うことですが、躯体工事が始まるといよいよ建物が建つんだな~と気持ちがグッと引き締まります。

現在、1階外壁型枠の建て込みおよび壁配筋が終わり、返し枠(内壁型枠)の建て込みに移行しています。この後の流れとしては、梁および床スラブ型枠建て込み→梁および床スラブの配筋と進んでいきます。

この一連の作業工程において絶対に欠かせない重要な役割を果たしているアイテムがいくつかあります。今回はそのうちの一つ、セパレーターを紹介します。

セパレーターとは、型枠工事の際に必ず用いられる金物で、建設業界では「セパ」と呼ばれています。

コンクリートの壁を作るには、型枠の中にコンクリートを流し込みますが、その際、壁の厚さをあらかじめ決められた寸法に統一する必要があります。そのために欠かせないのがセパです。セパを使うことで壁の厚さを均一にすることができます。

さらにもう一つ、セパには型枠の強度を保つという大事な役割も担っています。

型枠の中にコンクリートを流し込むと、側圧という外側に膨らむものすごい圧力がかかります。その力は何トンにもおよぶため、釘やビスで型枠を固定しても側圧に耐えきれず、すぐに型枠が破裂してしまいます。その点、セパだと大きな側圧にも耐えることができるのです。

コンクリートを流し込んだら完全に見えなくなってしまいますが、縁の下の力持ちとして建物の品質と精度を支えている重要なアイテムなのです。

 

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