(仮称)大島5丁目地内保育所新築工事_地盤改良工事

こんにちは。営業部の山口です。

朝晩は随分と涼しくなり過ごしやすくなりました。しかし油断は禁物。まだ9月半ばですから秋の到来はもう少し先になることでしょう。

現在、大島5丁目では地盤改良工事が進んでいます。

どんなに頑丈な建物でも、それを支える地盤が弱ければ、その上に建つ建物は不安定なものになります。木造2階建て戸建て住宅(床面積30坪程度)でも数十トンの重さになりますので、大きな地震に遭遇すると建物は揺れたり、歪んだり、ときには沈んだりすることもあります。

地盤が弱いと建物が傾き、窓やドアの開閉がしずらくなったり基礎や外壁にひびが入ったりします。最悪の場合、床が傾いて日常生活に大きな支障を及ぼすこともあります。さらには、地盤を補強しようとしても建物が邪魔になり、完成後に手を加えることは極めて困難です。

そのため、着工前に地盤の調査を行い、地盤の状態を正確に知ることが不可欠です。万一、軟弱な地盤であれば、改良を行うことで建物の荷重に耐えられるよう地盤を補強しなくてはなりません。

地盤改良工事には大きく分けて「表層改良工法」「柱状改良工法」「鋼管杭工法」の3種類があります。このうち、大島5丁目で採用したのは柱状改良工法です。簡単にいうと、建物が建つ地盤に碁盤の目のように規則正しく直径50~60㎝ほどの穴をあけていき、そこにセメントミルクを注入して土と混ぜて攪拌し、円柱状の固い地盤(コンクリートの柱)を築いていきます。一戸建てはもちろん、自重の重いRC造のビルやマンションなどでも多く用いられる工法です。

地盤改良工事は過去にも本ブログで紹介していますので併せてご覧ください。

「(仮称)北千束3丁目新築工事」地盤改良工事

(↓柱状の元となるセメント)

(↓杭打機)

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