露木のコンクリートへのこだわり

質の高いコンクリートとは?

・高強度・ひび割れが少ない・高耐久
これらの条件を満たすため、露木建設では水セメント比50%以下のコンクリートを打設する事を徹底しています(建物の主要構造部および打放し化粧部において)。

水セメント比とは?

水セメント比とは、フレッシュコンクリート(生コン)中に含まれる主要材料である水とセメントの比率の事です。水セメント比は、上限65%~下限40%とされています。

コンクリートが固まるしくみ

コンクリートは、水とセメントの化学反応により固まっていきます。その際、化学反応せずに余った水分が徐々に蒸発し、コンクリートが乾燥収縮していきます。水分が少なければコンクリートの乾燥収縮率は小さくなり、ひび割れも少なくなります。また、コンクリートの密度が高まる事により強度・耐久性も高まります。

水セメント比を抑えた場合の施工上の課題

水セメント比を50%以下にした場合に注意すべき点もあります。ワーカビリティー(施工性)の低下です。水分が少ないフレッシュコンクリートは流動性が悪く、型枠の中に流し込む際に隅々までコンクリートが行き渡りづらくなり、ジャンカ(空隙)などの施工不良を招く要因となってしまいます。施工不良を防ぐため、コンクリートの打設方法と配合を工夫します。コンクリート打設時には、バイブレーター等で十分に締固めを行い、コンクリートの配合では、高性能AE減水剤をフレッシュコンクリートと混ぜ合わせます。高性能AE減水剤は、フレッシュコンクリート中の水分を少なく維持したまま、セメントペーストの流動性を高くすることで、施工不良発生の抑制と質の高いコンクリート打設を両立させることができます。

混和剤/高性能AE減水剤とは


フレッシュコンクリートに添加する化学混和材で、添加することにより高い減水性能を得られると同時に適正な軟度になり、コンクリート打設時の施工性を高め、コンクリートの強度と耐久性の向上に効果があります。

高性能AE減水剤 = AE剤 + 減水剤(アミノスルホン酸系、ポリカルボン酸系他)

AE剤01
減水剤002

コンクリートへのこだわり

露木のテクノロジー

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